障害年金の受給を公表するリスク
障害年金の受給を公表するリスク
先日、障害年金の結果について記事にしました。
この障害年金ですが受給していることを公表するのにある程度リスクがあると思っています。
そのリスクは周囲の方からの批判や中傷です。
幸い、私は今のところ何か言われたりしてはいないのですが、よく聞く話だと「障害年金もらって娯楽を楽しむな」「障害年金で趣味のものを買うな」といったもの。
相互理解は難しい
上記のようなことを言われた方は「病気で満足に動けず、わずかな娯楽を楽しんでるのを理解してほしい」や「障害年金とは別でバイトの収入で買い物をしている」といったことを吐露しているのをよく見ます。
私はこれに関して理解してもらうのは限りなく困難だと思います。
病気の方と区別するため「健常者」という言葉を使わせてもらいますね。
これらの問題で考えるべきは「なぜ健常者の方から最初に書いたような批判的な意見が来るのか」です。
私が考えるに、結構単純で、健常者が一生懸命働いた給与から差し引かれる年金や税金、そのお金で生きるための最低限以上のことをされるのに納得いかないのだと思います。
私も働いてたときは、年金や税金は結構痛手に感じてました。
そのお金を働いてもいない人(働いてる人もいますが)が受給し、趣味や娯楽に興じているなんてのは文句のひとつも言いたくなるものです。
少し乱暴な言い方になりますが、「趣味や娯楽に時間を使えるなら少しでもバイトするなり働いて金稼げや」ってところでしょうか。
病気に触れたことがない方は、ただ体を休める以外の趣味や娯楽自体がリハビリや回復に必要なこととは理解できないでしょうしね。
病気の方は健常者のそんな思いを、健常者の方は病気の方の実情を、お互いに理解できないのではないでしょうか。
解決策
この問題に対して、私はひとつ解決策があると思います。
それは、お互いに目に付かないようにすることです。
正確には「障害年金を受給していることを健常者に知られないようにする」です。
お互いに理解するのが難しいなら、その不満が出る元を見せなければいいのかなと思います。
じゃあ、病気の方は趣味や娯楽を楽しんでいることを発信してはいけないのかというとそうではないです。
単純に障害年金を受給したり病気のことはそれ専用のアカウントで発信し、趣味や娯楽も別の専用アカウントで発信すればよいのです。
わざわざ同じアカウントやブログで発信するから、健常者の方から不満を買うのであって、分ければそんな問題は起こらないと思います。
残念ではありますが、病気のことについては同じ病気になっている方や身内が病気という方などでないと、理解はされにくいのが実態だと思います。
私自身、うつ病になって身をもって体験して、その大変さを理解しました。
まとめ
障害年金の受給を公表するのは、健常者の方から批判や中傷を受ける可能性があります。
それは相互理解の困難さに起因するもので、そう簡単に解決できるものではありません。
根本解決にはならないですが、病気の方が病気や障害年金についてのことと、趣味や娯楽についてを分けて情報発信することでこの問題は回避できると思います。
お互い非はないので、気持ちよく生活していきたいですね。
このブログについて
私は外出恐怖・対人恐怖から2017年4月にうつ病の診断を受けました。
このブログでは治療の記録や症状の対策、生活していくうえでの知恵、考えたこと感じたこと思ったことなどを綴ってます。
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