【書籍感想】ツレがうつになりまして。
2018/11/28
コミックエッセイ
著者、細川さんとうつ病になってしまった夫、ツレさんのうつ病を中心としたコミックエッセイ。
コミックエッセイなので、テンポよくさくさくと読めました。
今は細かい文字を読むのは結構な負荷になってしまうので、漫画形式なのはとても良かったです。
ひとつのケース
ツレさんのうつ病を中心に描かれてますが、共感するところもあれば、そういうこともあるのかと思うところもあり、うつ病の教則本ではなく、エッセイです。
ユーモアを交えつつ、あまり重苦しくなり過ぎないところも読みやすいと感じました。
なので、うつ病の方、身近にうつ病患者がいる方、いない方、多くの方におすすめできる一冊と思いました。
ただ、あくまでエッセイ、こういうケースもあるという程度の捕らえ方をするように気をつける必要は感じました。
教則本もすべてのうつ病患者に当てはまるわけではないですが、本書はエッセイでひとつのケースに焦点が当たっているため、より意識した方がいいかなと。
おすすめできる一冊
全体的に軽い感じでうつ病というものに触れられる良い一冊だと思います。
うつ病について知りたいけど、難しい本は読めないという方には特に。
さくさくと読めてしまったものの、ツレさんがある程度回復するまで1年と思うとちょっとズシンと来るものがあったり、逆に気長に焦らず治療していこうと思えたりしました。
関連リンク
2作目⇒【書籍感想】その後のツレがうつになりまして。
映画⇒【感想】映画『ツレがうつになりまして。』を観ました
このブログについて
私は外出恐怖・対人恐怖から2017年4月にうつ病の診断を受けました。
このブログでは治療の記録や症状の対策、生活していくうえでの知恵、考えたこと感じたこと思ったことなどを綴ってます。
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